ナラ枯れのページ

 ナラ枯れとはナラ、カシ類やシイ類等の樹木にカシノナガキクイムシが穴を開けて侵入して病原菌を伝搬し枯死に至らしめることをいいます 
 カシノナガキクイムシが繁殖しやすい場所は明るい尾根筋や下草のないところで幹の直径が30cm以上と言うことになっていますがあまり信用は出来ません。現に島熊山でも北側の暗い斜面に巣を作っているのがあります。

島熊山に於けるキクイムシの駆除

 島熊山緑地公園内でも最近の調査(2019年1月)で処理が終了した木が200本、最近は侵入した枯死木が9本、未処理が11本あります。確認済みの分については一応処理は終了しています。しかし念入りな調査をすればもっと見つかるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

カシノナガキクイムシ

 

 

 

 

 

木の根元に2mmほどの白っぽい繊維状のまたは1~2mmほどのおがくずのような粉が何箇所かに散乱している。 

 

 

 

 

幹には虫が入った穴が沢山あります。

ここまで来ると重症です。

 

 

 

 

 

 

虫が出入りしていない高さまでネットを巻きます。

 

 

 

 

 

 

 

根元には虫が入り込まないように充分土をで囲みます。

 

 

 

 

 

処置が完了した標識を貼り付けます。